殺意は砂糖の右側に―痛快本格推理 祥伝社文庫―天才・龍之介がゆく!作者: 柄刀一出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2004/01/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る再読。龍之介が一番最初に貯金通帳を見て「うわぁ、双子素数だ」って喜んでるとこ…

CIAスパイ研修―ある公安調査官の体験記作者: 野田敬生出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2000/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (3件) を見る著者は公安調査庁からＣＩＡに研修を受けに派遣されます。 題名に結構いつわり…

皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)作者: ディクスン・カー,井上一夫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1981メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (45件) を見るうわー、修羅場だ……。男女の修羅場だよ。推理小説としてより…

いさましいちびのトースター (ハヤカワ文庫SF)作者: トーマス・M.ディッシュ,Thomas M. Disch,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/11/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (34件) を見るご主人様萌え〜……じゃあなくっ…

数ことば連想読本―語彙表現の楽しみ (現代教養文庫)作者: 槇晧志出版社/メーカー: 社会思想社発売日: 2000/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 一つの例を挙げます。裏になっているものを、上にアラワスのが「表」。隠れているものを形にア…

逃亡作法 TURD ON THE RUN (宝島社文庫)作者: 東山彰良出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/03/16メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (46件) を見る共感能力がばっさりと欠如していて、かわりにバランス感覚が発達している本でした。 最初は…

時限絶命マンション作者: 矢野龍王出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04/06メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (39件) を見る生き残りゲームという設定とは裏腹に、文章がのんびりしていて育ちが良さそうなところが、むしろ「デス・ゲーム…

ISBN:4380940098 「ハイライト」と「ポイント」という項目があるんだけど、この「ハイライト」はほとんどただのあらすじで、しかもネタバレしてます。なんだこれと思って「ハイライト」は読み飛ばすことにした。 著者の感情がや思い入れが入っていない紹介文…

やっぱり美味しいものが好き (文春文庫)作者: ジェフリースタインガーテン,Jeffrey Steingarten,野中邦子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/03/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 7回この商品を含むブログ (16件) を見る「すべてを食べつくした男」…

ストレンジャーズ〈下〉 (文春文庫)作者: ディーン R.クーンツ,Dean R Koontz,宮脇孝雄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1991/08メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 父親はよくいっていたのだ、闇の訪れる前が一番明るい、と。…

冷笑家辞典作者: ジョナソングリーン,黒田敦子,リサバークソン出版社/メーカー: 心交社発売日: 1990/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る世界の著名人が語った言葉の中から、皮肉っぽいものを集めた本です。冷笑というよりは…

神の手 (集英社文庫)作者: 望月諒子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/04/21メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (22件) を見る 文芸誌編集長・三村は、高岡真紀と名乗る女性から投稿原稿を受け取る。その原稿は、突然姿を消したある作家志…

ISBN:4334730183 スキー宿をかねた温泉宿からの「幽霊をまた出してくれ」との珍妙な依頼に、物部太郎が相棒・片岡直次郎と赴くと…。野天風呂で女性が裸のまま殺される騒ぎのなか、殺されたはずの女性からの電話!?密室での新たな殺人事件、不可解なダイイング…

面白半分のすすめ (角川文庫 緑)作者: 吉行淳之介出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1973/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る吉行さんの若かりし頃の編集者時代のエビソードに多く筆がさかれているのが珍しいです。 しかし、…

冷蔵庫より愛をこめて (講談社文庫 あ 4-1)作者: 阿刀田高出版社/メーカー: 講談社発売日: 1981/09メディア: 文庫 クリック: 32回この商品を含むブログ (10件) を見るトリッキーな短編から、奇妙な味まで色々な話が詰まってます。阿刀田さんが書く話はいつで…

人間、世界、神作者: 筒井文隆出版社/メーカー: 文化書房博文社発売日: 1980/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る世界の哲学を、年代順に分け大要を書いた本です。文章も内容も真面目で硬め。アリストテレス以前から始まって、デカルトぐら…

ストレンジャーズ〈上〉 (文春文庫)作者: ディーン R.クーンツ,宮脇孝雄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1991/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 「まだしくじったわけじゃない。予想を裏切ってはらはらどきどきの展開になっただけさ」 ―…

華麗なるギャツビー [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス作者: フィッツジェラルド出版社/メーカー: 講談社インターナショナル発売日: 2000/07/21メディア: 新書購入: 1人 クリック: 105回この商品を含むブログ (8件) を見る再読。 いつでも華麗な舞台…

斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/07/03メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (85件) を見る再読です。始めて読んだ時にも思ったけど、御手洗さんが出てきた時に、ガラッと小説のステ…

山伏地蔵坊の放浪 (創元推理文庫)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2002/07/12メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (29件) を見る高校生の時に図書館で借りた本。再読。アイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会」＋「小悪…

草原と馬とモンゴル人 (NHKブックス)作者: 楊海英出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2001/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 騎馬をあやつり、大草原を駆けてユーラシアの東西を架橋した遊牧騎馬民族モンゴルとは…

オヨヨ島の冒険 (角川文庫)作者: 小林信彦出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1974/09/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (15件) を見る主人公大沢ルミちゃんが、誘拐魔にさらわれたり、無人島に住むおじいさまと共に破天荒な冒…

Amazon.co.jpからのデータ（画像も含む）を取得出来て、カテゴリことに分けられ、しかも直接購入まで出来てしまう蔵書管理ソフトです。 Vector： MyLibrary - 新着ソフトレビュー 本を衝動買いしちゃいそうだよ・・・。 蔵書一覧をHTML出力が出来るので、イ…

中継ステーション (ハヤカワ文庫 SF 265)作者: クリフォード D.シマック,船戸牧子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/10メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る半永遠の命をあっさり受け入れ、人とほとんど隔絶して暮らしなが…

奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)作者: 泡坂妻夫,長谷部史親出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/06/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見る暇な時や何となく落ち込んだ時に、ついつい手を伸ばしてしまうシ…

ぼくらの気持―ぼくらの時代 part 2作者: 栗本薫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1979/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る三回目の読書。昔のコミケってこんな感じだったのかぁとか思いつつ、さくさく読みます。どうしてこん…

世界文学にみる 架空地名大事典作者: アルベルト・マングェル,ジアンニ・グアダルーピ,高橋康也出版社/メーカー: 講談社発売日: 1984/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (4件) を見る アトランティスからムーミン谷まで、ドラ…

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)作者: 石持浅海出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (268件) を見る第一章を読み終わりました。 今の所は、まあまあ面白い。これって臓器提供の為だよ…

闇よ、我が手を取りたまえ (角川文庫)作者: デニスレヘイン,Dennis Lehane,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/04/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (22件) を見る題名を見て暗い暗い暗いノワール物を想像していた…

冴えない男の主人公は、連続殺人鬼がいる電車に偶然乗り合わせ、最初は逃げていたのだがやがて自分が同じ役目を担うことになる。 基本的にホラーは独想的なアイディアよりも、話の運び方や、文章による独特の雰囲気で読ませる話が多い。そんな中、バーカーは…