町かどの穴(R・A・ラファティ)

町角に出来た穴のせいで、町は異次元からきた人たちにどんどん取って変わられ、しかも何故か気づいたり気づかなかったりてんやわんやで、まあ大変。
ってな話。いわゆるスラップスティックコメディ。
面白かった! 今まで読んだラファティさんの中では一番面白かったよ。最高。
この不条理さ、わけのわからなさ、でも教養はある感じ。いいなあ。。
そして独特な文体は、なかなかまねはできないと思う。
ラファティみたいなホラ話を作る人が親戚の叔父さんにいたら楽しいだろうなあ。いつも一緒にいる家族だとちょっと近すぎる感じ。