島田荘司

新・異邦人の夢

再読。人をよく観察してるわりには、パリ・ダカールラリーでの差別問題などの書き方が、さらっとして、情に流されてない。ある意味冷たいくらいの距離感。そういう所のバランスが島田さんらしいと思った。感情を持ちながらも客観的な視点を常に感じます。 と…

斜め屋敷の犯罪

斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/07/03メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (85件) を見る再読です。始めて読んだ時にも思ったけど、御手洗さんが出てきた時に、ガラッと小説のステ…

糸ノコとジグザグ

「私はこの人の話は1つしか読んだ事がありませんが、それに非常に衝撃を受け、発表誌の切り抜きをずっと持っています。 「糸ノコとジグザグ」と言うお話です。」http://roundabout.oops.jp/blog/archives/000348.html ――という文章をwebで見つけたので、つ…

切リ裂きジャック・百年の孤独

切り裂きジャック・百年の孤独 (集英社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 集英社発売日: 1991/08/20メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る再読です。メイントリックははっきり記憶に残っていた。島田さんのトリックは記憶に残り…