2006-01-18から1日間の記事一覧

糸ノコとジグザグ

「私はこの人の話は1つしか読んだ事がありませんが、それに非常に衝撃を受け、発表誌の切り抜きをずっと持っています。 「糸ノコとジグザグ」と言うお話です。」http://roundabout.oops.jp/blog/archives/000348.html ――という文章をwebで見つけたので、つ…

花嫁は二度眠る

泡坂さんらしい「何気ない所に伏線が隠れている」特徴が上手く出ているミステリ。 そう構えながら読んでも、別の過程に粉れているので、伏線と気がつく人は少ないのではないか。(マジシャンらしいね) 「古い旧家で起こる」殺人事件です。好きなシチュエー…

全日本食えばわかる図鑑(椎名誠)

全日本食えばわかる図鑑 (集英社文庫)作者: 椎名誠出版社/メーカー: 集英社発売日: 1989/04/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見るこういう本は暇な時にさらっと読むのが良い。私が食べたいと思うのはなかったなあ。…

なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか(岩月謙司)

なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか作者: 岩月謙司出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る 親から嫉妬されて育った人間は、自分の幸せを破壊してしまいたくなる、という説が…

二十三歳の赤ん坊

二十三歳の赤ん坊 (角川文庫 (6118))作者: 高木彬光出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1985/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る23年前に誘拐された自分の赤ちゃんが、そのまま赤ん坊の姿で発見された! というのは魅力的で良かった。 しかし…

ぶたぶたの食卓

ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)作者: 矢崎存美出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/07/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (44件) を見るこういう本を読むと、ほっとするね。 「嘘の効用」……ぶたぶたさん料理教室をやっています。…

オプティミストはなぜ成功するか(マーティン・E.P.セリグマン)

オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫)作者: マーティン・セリグマン,山村宜子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/02/04メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 259回この商品を含むブログ (46件) を見る 表紙が何となく好き。 論理療法の考えに基づい…

そして粛清の扉を(黒武洋)

そして粛清の扉を (新潮文庫)作者: 黒武洋出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (51件) を見る 読んでいる最中は面白かった。確かにある種の爽快感が沸き起こるのを否定出来ない。 いくら悪ど…