2006-01-18 花嫁は二度眠る ミステリ 泡坂妻夫 泡坂さんらしい「何気ない所に伏線が隠れている」特徴が上手く出ているミステリ。 そう構えながら読んでも、別の過程に粉れているので、伏線と気がつく人は少ないのではないか。(マジシャンらしいね) 「古い旧家で起こる」殺人事件です。好きなシチュエーションだ・・。 幼い頃の関係や思い出が徐々に明らかになっていく、カットバック構成になっていて、興味をかきたてます。 最後の場面は心理的にやや納得いかなかったです。