なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか(岩月謙司)

なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか

なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか


親から嫉妬されて育った人間は、自分の幸せを破壊してしまいたくなる、という説が書かれています。
幸せを破壊すれば、「これで嫉妬されずにすむ」という安心感や、「自分の居場所が出来た」という安堵感に満たされる。
また、親から嫉妬された人間は、幸せになる事に罪悪感を感じるというのです。


■このような感情から逃れるにはどうすればいいのか。
それには、自分の一番の幸せを追求する事。自分の悦びのために努力しない人は、他人の成功を見た時、激しく嫉妬してしまう。


やや作者の個人的な体験からの推測で書かれている部分が多い気もするけど、自分にもそういう傾向があるかもしれないと、見つめ直すきっかけにはなりました。