雪鬼(霧島ケイ)

主人公はどこにでもいる、気弱で目立たないサラリーマン。美人で気の強い亜矢子という同じ社の彼女がいる。何故彼女が自分とつき合っているのか主人公は分からず、きっと自分をからかっているのだろうと思いながら、彼女の酷い我がままをきいてます。
――しかしっ、実は相手に惚れていたのは、亜矢子の方だった。彼女は主人公が違う人の事を見ているのを知っていたので、いつ彼が怒り出すか(そして自分を見てくれるか)試していたと言うのです。その心情を告白する場面は気なげて可愛いかった。も、萌え。。
日本の古い村に伝わる「人柱(蠱毒)」の風習にまつわる話です。
異形コレクションシリーズ「悪魔の発明で読めます。