続・垂里冴子のお見合いと推理

続・垂里冴子のお見合いと推理 (講談社文庫)

このシリーズは、のほほんとした上品な雰囲気が漂っていて好きです。表紙も合っていて好きだなあ。
では軽く感想を。

「湯煙のごとき事件」

ついに殺人事件！？ と思ったら、そんな事にならなくて良かった、良かった。ちょっとした寄せ書きが伏線だったのは意表をつかれて良かった。

ところで、なんで冴子は結婚しようと思ってるんだろうね。 不思議。。推理をする時に、眼鏡を外す所で「でたー！」と心の中で突っ込みをいれてしまう（笑）
あれには何か意味あるのだろうか……。やはりお約束なのか。
今回はちょっと空美がたくさん出すぎていて、ややバランスが悪かったかな、という気はします。多分、山口さんが書きやすいキャラなんだろうなあ。ピンクにちょっと似てるしね。

他の版の表紙も可愛いかったので、のせてみます。