ディオダティ館の夜
- 作者: 井上雅彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/06
- メディア: 文庫
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出だしはサスペンス、途中でパンプキンのお化けが出てきた辺りで、これはミステリ……? と思い、黒い翼を生やした人間が出てきたところで、ああ、やっぱりホラーかと納得。
そうしたら、ちゃんと最後に全部の出来事に現実的にオチが着いたのに感心しました。つまりジャンルとしてはミステリ……なのかな? いや、やはりホラーか。
舞台立ては迫力があるし、ラストもきちんと納得出来るのに、どの要素も詰めこまれすぎていて、中途半端な印象があるのが勿体なかったです。