思考機械の事件簿 1

思考機械の事件簿 1 (創元推理文庫 176-1 シャーロック・ホームズのライヴァルたち)

二話目「謎の凶器」
なんてこの人ってこんなに無鉄砲なんだろう？　もっと自分を大切にしようよ！"思考機械"と言われてるのに、めちゃくちゃ実践派だよ。今回もみずから犯人を呼び寄せて、自分を殺させようとしてるし。直前で押さえつけさせればいいものを、どうして殺人犯に、殺人方法を自分に対して実践させるんだ……。はわわわ。思考機械なのに、論理で追い詰めてない〜。何故だ。でもそこが好き（笑）
いかにも鳥打帽をかぶってそうな記者、ハッチソン・ハッチもいい味を出してます。なんかもう名前からしていい味だしてる。
題名どおり魅力的な謎と、恐しい凶器なんだけど、そこにいくまでが、ちょっとごちゃごちゃしてたなあ。
■リンク 1話目の感想