「ぶたぶた」

ぶたぶた (徳間デュアル文庫)

ぶたぶた (徳間デュアル文庫)

日常にある魔法、Everyday Magic 系の本です。この、エブリデイ・マジックという単語が好きなんだ。有名な所で言うと、メアリー・ポピンズの話が、エブリデイ・マジックにあたります。
「日常にあるちょっとした魔法」ってね。


この話で一番面白く感じたのは、出てくる短編ごとに、ぶたぶたの立場が違う事。コックだったり、家政婦だったり、殺られ屋だったり、記憶喪失だったり。一貫性がないんだよね。その設定にビックリしました。
スターシステムに似てない事もないけど、やはり違う。


精神的に、わりと上昇気流の時に読んだので、楽しめたけどしっくりこなかった。もうちょっと落ち込んでる時とか、まったりしている時に読めばよかっただろうなあって思う。そのうち再読しようかな。