ジョーク傑作集

まあこういう類の本が面白かった事は、減多にないわけで……。たいていのジョークはクスリともしなかったり。
となると、ネットに出まわっているアメリカンジョークや、そういうサイトに載っているジョークは非常に厳選されているのだな、というのが分かります。
きっとジョークサイトの管理人さんは大量のジョークを読んでるんだろうなあ。あとは、センスの問題か。
一応面白かったのを書き写してみる。

「医者」
医者 「今朝はいかがでしたか」
患者 「気分は良くなりました。で、呼吸が苦しいんです」
医者 「よろしい。それを止められるかどうかやってみましょう」p14


「犬」
「犬がいなくなったんだ」
「新型に広告を出してみたら?」
「ばかなことを言わないでくれよ。あいつは字が読めないんだぜ」p20


「勘違い」
同窓会の席で、デレックは一人の男に近づいて、話しかけた。
「君だとは全然わからなかったよ。この前会った時は、かなり体の具合が悪いようだったけど。顔色はとても悪いし、やせて髪の毛も薄くなっていたしね。だけど、今は健康そうで、はつらつとしているし、おまけに口ひげも伸ばしたんだね。何か新しい食事療法でもしているのかい、ジェレミー
「ぼくはジェレミーじゃないよ」
「へえ!」とデレック。「新しいイメージに合わせて名前も変えたんだね」

――いやまあ、これでも面白かった方だということで。